過ぎ去りし日々Ⅱ

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2004年 12月 08日

『酔う』についての私的考察

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酒に酔う。
 良・・ワインの香りに包まれて。
 悪・・熱燗の日本酒の香りに包まれて。

人に酔う。
 良・・可憐な瞳にみつめられて。
 悪・・他人の悪口を聞かされて。

場所に酔う。
 良・・都会の喧噪がバックミュージックに感じられる二人の空間で。
 悪・・『さよなら』の口実を探して歩いた夜更けの歩道で。


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道に酔う
 良・・並んで歩いている二人の体がふと触れ合った瞬間。
 悪・・ホテルを予約して無くてラブホの満室に次を探し歩いた雨の道。

言葉に酔う
 良・・何気ない一言に熱い思いを感じられた瞬間。
      『さあ帰ろうか 送っていくよ』
      『ううん もう少し一緒にいさせて』
 悪・・何気ない一言に真実を知らされた瞬間。
      『さあ帰ろうか 送っていくよ』
      『ううん タク代だけでいいよ』


人々の話し声がバックミュージックのように感じられる空間で
可憐な瞳に見つめられながら
ワインのかほりに包まれているとき。

「さあ帰ろうか 送って行くよ」
「ううん もう少し一緒にいさせて」
そんな二人の体がふと触れあった瞬間。


こんなアホなことを考えては楽しんでいた時が
私にとっては一番幸福で平和な瞬間だったんだろうな。
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by kumasann1100 | 2004-12-08 00:29 | 絵日記


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